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現在利用中のiPhoneを格安SIMに乗り換える手順&注意点

現在利用中のiPhoneを格安SIMに乗り換える手順&注意点

現在利用中のiPhoneを格安SIMに乗り換える手順&注意点

iPhoneの月額料金をもっと安く抑えたいというユーザーにピッタリなのが、格安SIMへの乗り換え。
格安SIMへ乗り換えると、今お使いの機種をそのまま利用しながら、料金を半額以下に抑えることができるんです。
これまでよりぐんとお得にiPhoneを利用できるため、格安SIMの利用者は年々増加しています。
そこで今回は、格安SIMへ乗り換える手順と注意点についてご紹介します。

iPhoneの月額料金が安くなる【格安SIM】って何?

SIMカードとは、携帯電話やスマートフォンに入っているICカードです。
このSIMカードには固有のID番号が記録されており、それによって端末の電話番号が特定できるようになっています。
スマートフォンや携帯電話で通話や通信をするために必要なのが、SIMカードというわけです。

では、格安SIMとは何でしょうか?

ドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアでは、基地局などの通信設備や回線を自社で保有しています。
それに対して「MVNO」と呼ばれる事業者では自前の通信設備を保有しておらず、ドコモかauから回線を借り受けて通信サービスを提供しています。
MVNOでは通信設備に対するコストがかからない分、キャリアよりも安い価格でサービスを提供することができるため、「格安SIM」と呼ばれています。

キャリアで購入したiPhoneは、端末の中に入っているSIMカードから格安SIMに替えることができます。
格安SIMに乗り換えることで、端末の月額料金をこれまでより安く抑えることができるのです。

格安SIMのメリット・デメリットとは?

【メリット】

(1)月額料金が安くなる
大手キャリアの月額料金は7,000円台ですが、格安SIMではデータSIMなら1,000円以下から利用できるプランがあります。
キャリアでは2年後から基本料金が上がりますが、格安SIMではそういうことはありません。

(2)最低利用期間が0〜1年と短い
大手キャリアでは2年ごとの更新となっていて、契約日以外のタイミングで解約すると違約金がとられます。
しかし、格安SIMでは最低利用期間がないところもあり、あっても6ヶ月から1年程度とキャリアと比較して短いのが特徴です。
それ以降はいつ解約しても違約金をとられることもありません。

(3)電話番号をそのまま移行できる

【デメリット】

(1)時間帯によって通信速度が遅くなることがある

(2)通話料金が高い
格安SIMには、データ通信のみできる「データSIM」と電話もできる「音声通話SIM」の2つがあります。
データSIMより音声通話SIMの方が、月額料金が高くなります。
キャリアのようにかけ放題や家族割などの割引きがないため、通話料金は割高になっています。
電話を頻繁に使う、毎月の通話時間が長いという方に格安SIMは向いていないかもしれません。

(3)キャリアメールが使えない
格安SIMでは、@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@i.softbank.jp、@softbank.ne.jpなどのキャリアメールが使えなくなります。

(4)初期設定を自分でしなければならない

(5)店舗が少なく相談やサポートは電話かメールでの対応となる

格安SIMへ乗り換えるための手順と注意点

ここではドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリアから、今お使いの電話番号をそのままで(MNP)格安SIMへ乗り換えるための手順と注意点について解説します。

1.iPhoneの準備(SIMロック解除など)をする

キャリアのスマートフォンでは、他社の通信回線が使えないようにSIMロックがかかっています。
格安SIMを利用するには、このSIMロックを解除しなければいけない場合があります。

【ドコモのiPhoneの場合】
ドコモの回線を使用しているMVNOであれば、SIMロック解除しなくても利用することができます。
auの回線を使用しているMVNOには、SIMロック解除が必要です。
SIMロック解除ができる機種は、iPhone6s・6s Plus・SE・7・7 Plusです。
SIMロック解除手数料はMy docomoからなら無料、電話や店頭による手続きは3,000円。

【auのiPhoneの場合】
auの回線を使用しているMVNOであれば、SIMロック解除なしで利用することができます。
ドコモ系の格安SIMを利用する場合や、VoLTE対応の端末の場合はSIMロック解除が必要です。
SIMロック解除ができる機種は、iPhone6s・6s Plus・SE・7・7 Plusです。
SIMロック解除手数料はauお客様サポートサイトからなら無料で、店頭では3,000円。

【ソフトバンクの場合】
ソフトバンクの回線を使用しているMVNOはないため、SIMロック解除をしないと格安SIMは利用することができません。
SIMロック解除に対応している機種は、iPhone6s・6s Plus・SE・7・7 Plusです。
SIMロック解除手数料はMy Softbankからなら無料、店頭では3,000円。

2.MNP予約番号を発行する

契約しているキャリアからMNP予約番号をもらいます。
このMNP予約番号を使って格安SIMを申し込めば、今の電話番号をそのまま使うことができます。
予約番号は店頭か電話での手続きとなり、現在契約中のキャリアで手数料としてドコモとauは2,000円、ソフトバンクは3,000円かかります。
また、新しい契約先でも事務手数料として3,000円必要となります。

※データSIM(通話なし)のプランを選ぶ場合は、これらの手続きは必要ありません。

3.格安SIMの申し込み手続きをする

MNP予約番号を取得したらなるべく早く、格安SIMへの申し込みを行います。
なぜならMNP予約番号には、取得してから15日以内という有効期限があるからです。

申し込みに必要なものは、MNP予約番号(電話番号を引き継ぎたい場合)、免許証等の本人確認書類、クレジットカードです。
格安SIMの中には口座振替やデビッドカードで支払いができるところもありますが、ほとんどの会社がクレジットカード払いのみとなっています。
申し込みの際に、予約番号を忘れずに入力しましょう。

4.MNP開通手続きを行う

契約先の開通専用ダイヤルに電話して、MNPの転入手続きを行います。
手続きが完了するまでは一切の通話・通信ができない「不通期間」が1時間ほどあるので注意してください。

5.APNの設定を行う

SIMカードが届いたらiPhoneに挿入し、カードと一緒に添付されている開設ガイドに従って、Wi-Fi環境下でAPNをダウンロードします。
自宅にWi-Fi環境がない場合は、コンビニなどの無料のWi-Fiスポットを利用して設定を行います。
公衆無線LANを利用するためには登録が必要な場合があるので、注意しましょう。
APN設定が完了すれば、インターネットにつながるようになります。

格安SIMへの乗り換えは手続きや設定を自分でしなければならないので、難しく感じる方もいるかもしれません。
しかし、格安SIMにすると月額料金がグンと安くなることを考えると、今すぐ乗り換えない手はないですよね。
今回ご紹介した手続きの流れと注意点を参考に、格安SIMへの乗り換えを検討されてみてはいかがでしょうか?

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